滑ってけが 段差でつまずいてけが

練馬区 西東京の南大泉せき動物病院です。

 

当院入口、段差があるのご存知でしょうか?

 

つまずかれた?

ごめんなさい。

 

結構段差があります。

 

入るときはこんな様子です。

出るときは。。。

 

つまずきますね。マットを底上げしてごまかしてます。

 

 

 

 

 

 

外はコンクリートが微妙なので

タイルを貼ってきれいにしたいのですが、まだ余裕がありませんショックなうさぎショックなうさぎショックなうさぎ

来年、いや再来年までにはきれいにタイルを貼りたい!

密かな野望です気合いピスケ

 

ワンちゃんたちもつまづきます、つまずくことで捻挫のような状態になることがあります。

足を着かない状態がすぐに治まれば良いのですが、数時間たっても治まらない、

だんだんひどくなってきた、などがあれば診てもらいましょう。

 

意外と厄介なのが滑った場合です。

ひねる動作が加わるため、ただ痛めるだけでなく、

脱臼、じん帯の断裂、はたまた骨折、重症なこともあります。

 

特にジャンプの着地点が滑る床の場合、重症なことが多いです。

 

椅子、ソファ付近の床材には気を付けてくださいね。

 

 

野望と言えばもうひとつ

ガラス張りで中が良く見えてよい!

とのお声を頂戴します。

でも夜になると丸見えとびだすピスケ1

この問題、開院時から悩んでます。

目隠しシールの範囲が広すぎると中が見えなくて入りずらいです、

でも待合でお待ちの方は外から丸見えですし無気力ピスケ

少々目隠しシールを施工しようと企んでおります。

観葉植物の育て方

練馬区 西東京の南大泉せき動物病院です。

 

観葉植物にお詳しい方いませんかひまわり

 

こちらのてんこ盛り鉢植え

あまり元気がないようで、こんな感じです。

パキラの方はもりもり力強く育っております。

なんの植物なのか、鉢替えするのかしない方が良いのか

水をあげたほうが良いのか。。。。

 

パキラは冬場はどうやらあまり水はあげないほうが良いそうですね。

今は霧吹きでシュッシュしています。

フィラリア予防について

練馬区 西東京の南大泉せき動物病院です。

フィラリア(犬糸状虫) みなさん予防されていますか?

毎月飲ませている方も少し読んでみてください。

「予防」薬という名前なので、飲ませてから1か月は蚊に刺されても大丈夫!

となんとなく思ってしまいませんか?

実は違うのです。

投与前1か月に刺され体内に入ってしまったフィラリア幼虫を駆虫するお薬です。

4月に刺され体内に入ってしまったフィラリアを5月の投与で駆虫します。

そして11月までフィラリアを媒介する蚊はいます。

ですので投与の最後が12月までなのですね。(東京都内)

11月になり蚊をみないからもういいや、11月は飲んだし、12月はいいか、と飲ませない方の

お話も聞きます。

そうすると11月に体内に入ってしまったフィラリアの幼虫は駆虫されず、皮膚から筋肉、血管へと侵入し心臓内で春には成虫となってしまいます。

シーズンの最後12月まできちんとお薬を飲ませてあげてください。

確かに東京都内はフィラリア感染犬は少ないです、ほとんど診ません。

でもフィラリアを持った犬が転居、移動などで一時的にでもお住いの地域に来ることは予想されませんか?

都内だから予防しないでいっか、とお薬を飲んでいない子に感染する可能性はありませんか?

千葉で勤務していた病院では毎年検査で陽性(フィラリア感染)になる子が今もいます。

その治療は「治せるか」というと難しいです。

病状が軽ければ、心臓病と同じように飲み薬で管理しますが、成虫自体は駆除できません。

成虫を駆除するには

手術で心臓内にカテーテルやブラシを入れて虫体を摘出する。

成虫を駆除する注射、副作用は強く、治療で亡くなる可能性もあります、また1か月はケージレスト(散歩なんて厳禁、イメージとしてはキャリーに入れたままです、部屋の中ならいっかなどという甘いものではありません)

ワンちゃんたちに非常に苦しい思いをさせることになります。

お薬を飲ませるのが心配な方もいますね。

フィラリア予防薬の薬用量は

体重1kgあたり6~8µgです(イベルメクチン)

このお薬、ほかの病気、ニキビダニや疥癬などでも使います。

そのときの薬用量は体重1kgあたり100~400µgです。

予防薬の量は少ないですね。

フィラリア予防をしない理由はありますか?

投与前に検査をしてから薬をお出ししています。

これにも理由があります。

前シーズンに薬の飲み忘れ、吐いてしまった、

12月まで飲ませなかった、などで薬が効いておらず、

成虫が心臓にいる状態になることがあります。

成虫は子虫を生みます、1滴の血液中に何十匹と、です。

子虫が全身にいる状態で予防薬を飲むと一斉に子虫が死にます。

その際、ワンちゃんがショック症状に陥ることがあり、命を落としてしまうこともあります。

ですのでシーズンの投与前には、今心臓内に成虫はいませんよ、

を血液検査で確認してから予防薬を投与しましょう。

フィラリアは今も過去の病気ではありません。

月一回、年8回のお薬で予防できます!

必ず予防してあげてください。

 

追記

イベルメクチン系のお薬は純コリー犬種では注意が必要と言われています。

純コリー犬種の中には遺伝で治療レベルのイベルメクチン系投与で副作用が出る子がいます。

しかしその遺伝子を持っている子は日本の純コリー犬種では少ないです。

シェルティではもっともっと少なくなります。

一般的に副作用が出るのは体重1㎏あたり50µgと言われています。

予防量で副作用がでる可能性は非常に低いです。

心配な方は遺伝子を検査することもできますので、ご相談ください。

生涯1度の検査で済みます。

新年あけましておめでとうございます!

練馬区、西東京の南大泉せき動物病院です。

 

新年あけましておめでとうございますとびだすうさぎ2

 

皆様どのようにお過ごしでしたでしょうか。

 

今年は暖かい年末年始でしたね、初詣も暖かくお参りできました。

 

 

1月4日から通常通り診察を行っております爆  笑

 

 

早速お知らせですが

勉強会のため 1月11日 水曜日 午後 は休診とさせて頂きます

猫しっぽ猫からだ猫あたま

 

お間違えの無いようご来院ください。

年末年始の休診のお知らせ

こんにちは。

練馬区・西東京市の南大泉せき動物病院、看護師の石田です🐈

 

年末年始休診のお知らせです。

◆12/31(土)〜1/3(火)まで休診とさせていただきます。

◆1/4(水)からは通常診療です。

皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

 

さて!クリスマスが今週末に迫ってきましたね🎄🎅

 

ただいまトリミングでは、クリスマス仕様のお写真とは別にお正月仕様のお写真も撮影しておりますので、

トリミング室の横にお正月写真コーナーを作ってみました✨

 

 

写真のデータが欲しいという方は、スタッフまでお気軽にお声かけくださいね😊👍

LINEでお送りできます!
が、公式LINEの方でメッセージを頂いてもこちらには届きませんのでご注意ください😳

 

 

副腎皮質機能亢進症 クッシング症候群 とラーメン

 

先日、古巣

千葉県市原市に行きラーメンを食べてきました。

潤井戸八幡屋さん

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向かいの鰻料理店の息子さんが始めたラーメンです。

鰻をねりこんであります。

久しぶりの訪問でしたので、メニューも増えており非常に迷いましたが

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魚介とんこつを頂きました。

(ランチ大盛無料でしたが、やめておきました(大人な対応))

久しぶりに街を走ると、あたらしくお店ができておりびっくりします。

何よりアリオ市原!

こいつはすごい、市原木更津袖ヶ浦中から人が集まっているんじゃないか爆  笑

映画も千葉まで行かなければならなかったのに、市原に映画館ができるなんて。

五井駅東口はながらく再開発が進まず、がらーんと土地が広がってましたが、

今やすごい集客力です。

うちの犬、ロゴマークにもなっていますキャバリアさんですが

また飲み薬が増えました。

クッシング症候群です。

以前ブログにも書きました。

http://ameblo.jp/seki-ah/entry-12108753214.html

犬のクッシング症候群 副腎皮質機能亢進症

これからはトリロスタンというお薬が増えます。

副腎皮質から出すぎてしまっているホルモンの合成を抑える薬です。

低用量から初めて効果が出るまで徐々に増やしていきます。

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オリジナルカレンダー完成

こんにちは!南大泉せき動物病院です

実はですね。。
今まで黙々と必死に作成しておりました

南大泉せき動物病院オリジナルカレンダー

がついに完成いたしました

 

卓上カレンダーです

11月までには!と思っていたので、間に合ってよかったです

そして、なんとこのカレンダー

先着60名様にお配りします

中身はもらってからのお楽しみということにしておいてください

ほしいという方がいらっしゃいましたら、ぜひお早めに!

(ちょっとだけネタバレ。
当院スタッフの子たちが登場しますよ)

犬の糖尿病

こんにちは
練馬区 西東京市の
南大泉せき動物病院です。

今日は犬さんの糖尿病について軽く

糖尿病は血糖値が下がらなくなる病気です。
生活習慣病で有名ですね、なじみのある言葉と思います。

糖尿病では
・飲水量が増える(1日体重1kg当り80~100mlを超えます)
・おしっこの量が増える
・体重が減る
さらに
・元気が無くなる
・食欲が無くなる
・吐く
・下痢
などがみられますが
おそらく
「飲み水が増える」というサインが一番気づくはずです。

血糖値を下げるホルモンがインスリンです。

糖尿病を
簡単に分けますと

・インスリンが出なくなる
・インスリンが効かなくなる

となります。

(厳密にはヒトの糖尿病とは違うのですが)

犬さんでは
インスリンが出なくなる

猫さんでは
インスリンが効かなくなる

病態が多いのです。

そして悲しいことに
犬さんの糖尿病については
「治る」ということは難しいです、インスリンの投与(注射ですね(ノ_・。))が必要になります。

治療については次回。

犬のクッシング症候群 副腎皮質機能亢進症

練馬区の
南大泉せき動物病院です。

今日は病気のお話です。

クッシング症候群という病気を聞いたことはあるでしょうか?

猫ではまれで犬で多い病気です。
よく見られる症状としては

多飲多尿(たくさん水を飲んで、たくさんおしっこをする)
多食
腹囲膨満(おなかが膨れてくる)
脱毛
皮膚の感染症

などが多く見られます。
ですがすべてが見られるわけではないのです。

飼い主さんが気づかれるのは、水を飲む量が増える、治りにくい皮膚の感染症
だと思います。

たぶん、すべての症状があれば、獣医師の多くはこの病気を疑うと思いますが、必ずしも全部の症状が見られるわけではないのです。

このような症状が出ているワンちゃんの先生にはもしかして、と伝えてあげてください。

診断するには血液検査(ホルモン検査)が必要になります。

さらにクッシング症候群と診断したとしても難しいのはここからです。

クッシング症候群の治療としては、

おそらく内科療法を選択されることと思います。

副作用が無いわけではないですが、最近は安全に治療できる薬があります。(トリロスタン、アドレスタン等)

ただ、治療をしてもしなくても、

その子の予後(どれだけ生きられるのか)に関しては差がありません。

どういうことかといえば、

クッシング症候群によってどれだけその子の人生がつらいことになってしまうか

という点が薬を飲むか飲まないかというポイントになります。

さらにいえば、クッシング症候群にも
下垂体性、副腎性といった分類もあるので一概にはいえないのですが、、、