練馬区 西東京市の動物病院

南大泉せき動物病院です

 

なかなか心配させてくれます

腎数値とともにリンも上がりきってしまい

それに伴い赤血球、ヘモグロビンも下がり。。。

 

プレドニゾロンを減量すれば、

CRP(炎症タンパク)があがり。。。

 

あれを足して、これを引いて

維持量を決めていけるところまできました

 

皮下点滴を毎日行っています

 

心臓への影響も少なからずあるため

腎数値を下げられるくらいの量は入れられません

 

現状ホームの心臓はエコー検査で悪化はなく、頑張ってくれています

 

全薬から出ているアゾディルも加えております

 

 

 

心腎連関、という病態があります

 

ちょっと語弊がありますが

心臓のための治療と腎臓のための治療が相反することが多いのです

 

腎臓のためには点滴をして血流を増やし、腎血流量(糸球体濾過量GFR)を増加させます

しかし血液量が増えることで心臓がいっぱいいっぱいになり肺水腫

 

心臓を楽させたいので血圧を下げ、利尿薬を用いれば

血液量が減り、腎血流量が減り腎数値が上がる(高窒素血症)

 

腎臓病が進むと、腎性貧血、さらに血流が減る

 

ぐるぐると悪循環へと陥ります

 

それぞれに”いい塩梅”で多すぎず、少なすぎずの治療を展開せねばなりません

 

ホームはここに免疫介在性の病気も加わります

 

心配は尽きません

 

すごく良いわけではありません

 

いつものようにごはんを食べて、散歩して

そんな”いつも”を何事もなく過ごせるように

 

頭の中で体の中を想像し、予想しお薬を組み立ててます

 

 

 

家からうちわがなくなりました

2つあったはずですが

気付くとこんなんに

 

※犯人はホームではありません
上手にはがします

子供うちわはがし大会に出た際には応援をお願いします

 

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