練馬区 西東京市の動物病院

南大泉せき動物病院です。

 

数週間前からしこりが大きくなってジュクジュクしてきてたとのことで

来院されました

 

かなり大きな腫瘍です。

 

病歴を伺うと、以前反対側の乳腺腫瘍を切除したとのこと

今回は右側のようです。

 

腫瘤(しこり)がある場合

まずは針穿刺で細胞診を検査します。

 

細胞診で〇〇腫瘍、と診断がつくこともありますが

 

第一目的は腫瘍か腫瘍ではないか。

 

腫瘍であれば皮膚の場合、肥満細胞腫かそうでないかが重要になってきます。

 

今回の細胞診では

乳腺細胞が一様に多く採取されているため

乳腺腫瘍であることが疑われます。

 

一般的に細胞診では乳腺腫瘍の良性、悪性の診断はつけられません。

 

今回はかなり大きいこと、細胞診でも細胞分裂、核の大きさの異常

形の異常(核の異型性)がみられ悪性の疑いが強くありました。

 

また術前評価のエコー検査では

子宮内にも液体が貯留しており

炎症反応(CRP)も上昇していることから子宮蓄膿症への移行を疑うものでした。

 

手術内容は

卵巣子宮摘出、乳腺腫瘍切除と鼠経(内股)リンパ節の郭清となります

 

開腹すると予想通り子宮内には膿が貯留していました。

 

{FA5335E5-8E4E-4032-9640-EA7089843979}

 

次回へ続く

 

 

まだまだ予防月間は続きます。

 

ところで狂犬病の手続きで西東京、練馬区の役所に行くのですが

西東京の手続き数が少ないです

練馬区の8分の1くらい

西東京の方もっと来院されていいのよ?

 

住所が練馬区なので当たり前かもしれませんが

立地は区境なのです

西東京の方もっと来院されていいのよ?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。