こんにちは
練馬区、西東京市の南大泉せき動物病院、看護師の梶原です
最近暑い日が続いてますねぇ、、
本格的な夏が来る前に!!
今回は熱中症について少しお話しさせてください
まずわんちゃん、ねこちゃん達は人間よりも平熱が高いです。
わんちゃん:38度前後
ねこちゃん:38〜39度
また、歩いている場所がコンクリートに近いので
暑い日のお散歩は注意が必要となります
実際に室内の温度と
地面の温度を比較してみました
まずは6/2の室内の温度
コンクリート以外にも
締め切った室内、
車内でのお留守番、
ペキニーズ、パグなどの短頭種の子、
高齢の子、
心臓、呼吸に持病のある子は
要注意です!!
暑い日はわんちゃん達が熱中症にかかっていないか
よーーく様子を確認してあげてください。
熱中症の症状について
こんな症状が出てたら熱中症かも!?
・急激な体温の上昇(40℃以上)
・口を開けてハァハァと
苦しそうに呼吸をしている。
・ヨダレが大量に出ている。
・ぐったりしている。
・食欲がない、嘔吐、下痢 など。
もし熱中症になってしまったら
〜動物病院へ行く前にやるべき事〜
・日差しをさけ日陰で風通しの良い
涼しい場所へ移動する。
・全身に水をかける。
(特に動脈のある首を冷やし
39.5℃くらいまで下げる)
・意識があるようであればお水を飲ませてあげる。
もし状態が良くなったとしても
内臓に負担がかかっているかもしれないので
必ず病院へ行きましょう
熱中症になる前に
〜お家で簡単にできる暑さ対策〜
・窓を開けるなどして日陰で風通しの良い場所を
確保してあげる。
※クーラーをつけて室温を下げる場合は
冷気は下にいくのでわんちゃん達には寒すぎではないか
確認してあげてください!
・床に置くタイプの
冷却材、冷却マットを置いてあげる。
・いろんな場所にお水を置き
いつでも新鮮なお水を飲めるようにしておく。
熱中症は重症化すると
命に関わる病気です。
しっかりと対策をしていれば
未然に防げるので
大切なわんちゃん、ねこちゃんのために
しっかりと予防してあげましょう