練馬区 西東京市の南大泉せき動物病院です。
平成29年度の狂犬病予防接種 受付中です。
狂犬病?
日本にないなら接種しなくてもいいんでしょ?
いえ違うんです。
狂犬病予防法は”犬”を守るものではなく”人”を守るものです。
狂犬病は 犬も人も含め すべての 哺乳類が感染します。
発症するとほぼ100%死亡します。
人では発症すると
高熱、麻痺、運動失調、全身けいれん、
その後、呼吸障害などを起こし 死亡してしまいます。
日本国内では 人では1956年が最後、動物では 猫で1957年を最後に発生していません。
しかし世界を見ると
オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなどの一部の島国、半島以外
”全世界”で発生があります。
と、いうことは船に乗って港から、ネズミが、犬が密入国。。。。予想できませんか?
狂犬病の流行国では、犬がまん延の主な原因です。人が感染した例の9割は犬からです。
犬に予防接種をすることで、万一日本に狂犬病が入り込んでも、
流行を防ぎ、人への被害を防ぐことができます。
日本では 狂犬病予防法を設け
飼い犬の登録・狂犬病予防接種・放浪犬の抑留
をすることで 対策をしているのです。
”人”を守るため、とお分かりいただけたでしょうか。
ちなみに。。。。
登録されていない犬、狂犬病の予防注射を受けていない犬、鑑札や注射済票を装着していない犬は、捕獲・抑留の対象となります。
な、な、な、なんだって!
さらに
また、飼い犬を登録していない所有者や飼い犬に予防注射を受けさせていない所有者、飼い犬に鑑札や注射済票を装着していない所有者は20万円以下の罰金の対象となります。
はい、結構重い処罰ですね。
それだけ狂犬病は人にとって怖い病気なのです。
参考
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html
練馬区 西東京市の方は
当院で手続きを代行しています。
自治体からのお葉書をお持ちください。
後日、郵送にて注射済票と注射証明書をお送りいたします。
(まとめて手続きを行いますので1か月ほどお待ちください、お急ぎの方には証明書のみ先にお渡しします)