月: 2016年5月

犬 わんちゃんの肥満と食事管理

こんにちは、看護師の石田です😃☀️

 

今回は犬の肥満と食事管理についてお話ししていきます🐶🍖
肥満は、心臓病や炎症性疾患、糖尿病や膵炎、下部尿路疾患の引き金となる、気管虚脱や関節性疾患を悪化させる、寿命が短くなる、などに関係していることが分かっています。

太っている方が可愛いから、、、なんて言ってられないのです😨

 

一般的に、犬では適正体重を15%〜20%以上超えると肥満といわれています。
5kgの子の体重が20%増加で、+1kg
たった1kg、と思っていても人で考えると50kgの20%増加は、+10kg です。
相当増えていますよね。。
わんちゃんに健康で長生きしてもらうために、肥満には気をつけたいですね💪

 

犬種によって差はありますが、犬は食事を与えると与えただけ食べる習性があります。
肥満は食べものの与え過ぎと運動不足が原因ですが、運動でカロリーの消費量を増やすのはなかなか思うようにいきません。
食事で摂取するカロリーを減らすことがメインになります。

 

そこで重要なのが食事管理です!

いつも食べている食事の量を減らすだけでは、筋肉や内臓や骨を維持するためのタンパク質やビタミン・ミネラルなどが不足しがちになります。空腹感も強いので健康的に減量することはできません。
そのため、必要な栄養素の確保、空腹感をサポートできるように作られている減量用の療法食がオススメです。

 

1.早食いを防止しましょう
飲み込むように食べると満腹感を感じにくいため、早食いのわんちゃんは肥満になりやすい傾向があります。

中まで十分にふやかしたドライフードを、浅い広めのお皿に広げるようにして与えましょう。
深いお皿に山盛りはNGです😲❌

 

2.食事回数を増やしましょう
可能であれば、食事回数は2回よりも3回に分けて与えると、エネルギーが消耗されやすく減量に役立ちます。

また、食べたい欲求のサポートにもなります。

 

 

💡肥満予防のポイント

  • カロリー摂取を抑える
  • 適度な運動をさせる
  • おやつ、間食を与えない(どうしても与えるなら、おやつを与えた分だけ食事を減らす)

 

 

6月25日土曜日に開催されるペットフードセミナーにて、さらに詳しいお話が聞けますのでご都合の良い方はぜひご参加ください😊✨

ペットフードセミナーのご案内

こんにちは、看護師の石田です😺

 

今日は、飼い主さま向けのペットフードセミナーについてのご案内です📖✏️

新しいフードを探す時、何を基準に選ばれていますか?

材料?原産国?それとも栄養素の表示でしょうか?

今回は簡単で間違いのない、良いフードの見つけ方ロイヤルカナンの講師の方が皆さまに伝授してくれます!

この機会にぜひ、ワンちゃん・ネコちゃんに合ったゴハンを見つけてあげましょう🐶🐱✨

マスターしよう!

うちの子にぴったりなゴハンの選び方

開催日時:6月25日(土) 午後2:00〜

場所:南大泉せき動物病院 待合室

対象:ワンちゃん・ネコちゃんの飼い主さま(定員12名)

参加費:無料

こちらのセミナー、予約制となっておりますので

ご希望の飼い主さまはお電話にてご予約お願い致します😊📞 

定員12名と限りがございますのでお早めにどうぞ!

犬の心臓病 僧房弁閉鎖不全症 3

南大泉せき動物病院です。

さて前回の続きです。

治療について

人医療では機能しなくなった弁を縫い縮める、人工弁など人工心肺を用い手術することができますが、

獣医療ではまだ一般的ではありません(ご希望があれば人工心肺手術を行える病院をご紹介します、手術費用は、、、軽自動車新車~コンパクト新車くらい)

体は少なくなった血流を全身に行きわたらせるため、血圧をあげる、心拍数を増やす、血液中の水を増やす等の対策を取りますが、

これらが結果として心臓に負担を増やしてしまします。

そのため、心臓病治療の基本は、血圧を上げる物質(アンジオテンシン)を作らせないACE阻害薬というお薬を使います。

また心拍数が高すぎる場合には心臓の働きすぎを抑える(β遮断薬)

血液の水分量が多い場合には利尿薬を使用したり、

心臓の収縮力が落ちすぎてくると、心臓の働きを助ける薬(ピモベンダン)

などを組み合わせ、治療していきます。

基本はACE阻害薬ですが、症状やエコー検査、レントゲンを定期的に行いお薬を状況に応じ組み合わせていきます。

お薬が苦手な子も大勢いますので、錠剤が小さいものや、フレーバーが付いていて飲み易くしているものや

お薬を包んでおやつみたいに食べられるものなど

いろいろな方法があるので、ご相談ください。

 

犬の心臓病 僧房弁閉鎖不全症 2

こんにちは

南大泉せき動物病院です

ワンさんの心臓病、僧帽弁閉鎖不全 2回目です。

心臓には四つの部屋があり、境目には弁があります。

弁というのはそれぞれの部屋をふさいで、血液を逆流させないように、
一方通行にさせるためのパラシュートのような膜です。

「僧帽弁」は心臓の左側、心室と心房の間にある弁です。

これが機能しなくなると

正常では全身に送られるはずの血液が、肺へと逆流してしまいます。

そのため僧帽弁閉鎖不全症では

本来全身へ送られるはずの血液「100」
が「80」へ減少

血流が足りないため、全身へ血液を送るため体は血圧を上げようとします。

血圧が上がると、心臓への負担はさらに増えます。

狭いところへポンプで液体を流すのは大変な労力ですよね。

心臓への負担が増えると心臓の筋肉はどんどん大きくなっていきます。

大きくなった心臓は、動きづらくなり心不全へと進行していきます。

左心室から逆流した「20」の血液は肺へとどんどん溜まっていきます。

肺に血液が溜まってしまうと肺水腫、「肺に水が溜まった」といわれる状態です。

水に溺れた状態に近いです、呼吸をしたくてもうまくできず非常につらい状態です。

できれば図で説明したいですね(ノ_-。)

治療については次回!

犬の心臓病 僧房弁閉鎖不全症

こんにちは

南大泉せき動物病院です

さて今回は心臓病です。

ワンさんのご家族の中にはかかりつけの先生に、
「心雑音がありますね」「心臓病です」とお話をうけた方もいらっしゃると思います。

特に僧帽弁閉鎖不全との名前をお聞きになったことがあると思います。

シニア
小型犬
ぽっちゃり

に多い病気です。

日本で多い犬種としては

トイプードル
チワワ
ミニチュアダックス
ポメラニアン
ヨーキー
ミニチュアシュナウザー
シーズー
マルチーズ
キャバリア

などが挙げられます。

素因として、家族性、遺伝性の関与が考えられています。

人気の犬種が多いと思いませんか?

早期に発見、診断することで予後(その子の人生)を変えていくことができます。

診断には、まずは聴診、そして超音波検査(エコー)です!

当院では心臓エコー用のセクタ型プローブを備えております。

病態については次回!