こんにちは、看護師の石田です😃☀️
今回は犬の肥満と食事管理についてお話ししていきます🐶🍖
肥満は、心臓病や炎症性疾患、糖尿病や膵炎、下部尿路疾患の引き金となる、気管虚脱や関節性疾患を悪化させる、寿命が短くなる、などに関係していることが分かっています。
太っている方が可愛いから、、、なんて言ってられないのです😨
一般的に、犬では適正体重を15%〜20%以上超えると肥満といわれています。
5kgの子の体重が20%増加で、+1kg
たった1kg、と思っていても人で考えると50kgの20%増加は、+10kg です。
相当増えていますよね。。
わんちゃんに健康で長生きしてもらうために、肥満には気をつけたいですね💪
犬種によって差はありますが、犬は食事を与えると与えただけ食べる習性があります。
肥満は食べものの与え過ぎと運動不足が原因ですが、運動でカロリーの消費量を増やすのはなかなか思うようにいきません。
食事で摂取するカロリーを減らすことがメインになります。
そこで重要なのが食事管理です!
いつも食べている食事の量を減らすだけでは、筋肉や内臓や骨を維持するためのタンパク質やビタミン・ミネラルなどが不足しがちになります。空腹感も強いので健康的に減量することはできません。
そのため、必要な栄養素の確保、空腹感をサポートできるように作られている減量用の療法食がオススメです。
1.早食いを防止しましょう
飲み込むように食べると満腹感を感じにくいため、早食いのわんちゃんは肥満になりやすい傾向があります。
中まで十分にふやかしたドライフードを、浅い広めのお皿に広げるようにして与えましょう。
深いお皿に山盛りはNGです😲❌
2.食事回数を増やしましょう
可能であれば、食事回数は2回よりも3回に分けて与えると、エネルギーが消耗されやすく減量に役立ちます。
また、食べたい欲求のサポートにもなります。
💡肥満予防のポイント
- カロリー摂取を抑える
- 適度な運動をさせる
- おやつ、間食を与えない(どうしても与えるなら、おやつを与えた分だけ食事を減らす)
6月25日土曜日に開催されるペットフードセミナーにて、さらに詳しいお話が聞けますのでご都合の良い方はぜひご参加ください😊✨