こんにちは練馬区・西東京市南大泉せき動物病院です🐾
12月に入り本格的に寒くなってきましたね❄️ですが、日中は暖かそうな日差しを感じる時もありお散歩日和だなあ☀️といつも病院内から外を眺めています

さて、本題ですが最近ウチの子の、

『お水を飲む量が増えたなあ…』『おしっこの量が増えた気がする…』『ごはんは変わらず食べているけど、抱っこすると軽く感じる…』

と感じた飼い主様はいませんか？
もしかしてそれって糖尿病の疑いが…
今回は糖尿病についてお話ししたいと思います。

 糖尿病とは

膵臓から出ている血糖値を下げるホルモン（インスリン）が

出なくなってしまったり、作用せず糖を処理できなくなってしまい

高血糖になる病気です💦

 ​症状

冒頭でも少しお話ししましたが、症状として

☑️多飲・多尿💧

文字通り、沢山お水を飲んで沢山おしっこをします。

…体重×100ml

…体重×50ml

くらいのお水を飲んでいたら明らかに飲み過ぎで心配です

⭐️例⭐️わんちゃん5kgの子なら500ml！

ペットボトルを想像してみるとわかりやすいです💭

☑️食欲はあるのに体重が減る

家に体重計があれば、

① 飼い主様がちゃんを抱っこして一緒に体重を測る

⬇️

② 飼い主様だけで体重を測る

⬇️

引き算（①−②）をしてちゃんの体重がわかる！

この測り方もご存知の方が多いかとは思いますが、

体重計の上でじっ🌀とするのが難しい子に

おすすめの測り方になるので念の為書いておきます

更に糖尿病が進むと

元気食欲が無くなり下痢嘔吐などの消化器症状が出てくることもあります。

 検査方法

血液検査と尿検査で糖尿病かどうかを調べることができます。

血糖値や尿中の糖、ケトンはでてないか…など色々な項目を見ていきます。

どちらも院内で行うことができる検査になります。

⚠️尿はお家で採ってきていただくか、

わんちゃんでお外で排尿する子であれば

来院時に採ってきていただく場合があります。

 ​治療方法

膵臓から出なくなったインスリンをお注射します💉

インスリンにも持続時間が長いものや短いものなど

種類があるのでその子にあったお薬を選びます。

お注射の打ち方をお伝えし、病院で練習を行ってから

ご自宅でお注射していただくことが多いです🏥

他にも猫さんでは血液中の糖を尿で出して

血糖値を下げる飲み薬💊もあるのですが、

このお薬は使える子が限られてきます…💦

その為、使える対象なのかを慎重に判断する必要があります。

 糖尿病に気づく為に

☑️日々の飲水量や尿量

☑️体重を測る・体調の変化は

お家でもチェックしやすいと思うので

普段から様子を見ていただき、

気になる事があればお気軽にご相談ください🌼

加えて病院での定期的な健康診断もできるとより良いですね🙆

過去の健康診断の案内も載せますのでご覧下さい！

⬇️『健康診断』こんにちは🌷南大泉せき動物病院です🐶🐱皆さん、健康診断は受けていらっしゃいますか❓健康診断は病気の早期発見、早期治療や健康時の体の状態把握のために大切です❗️…ameblo.jp

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