こんにちは
練馬区・西東京市にある 南大泉せき動物病院です
最近涼しくなってきましたが、昼間はまだ油断できない熱中症
今回も毎年ご紹介させていただいている熱中症についてお話ししていこうと思います。
まず熱中症の症状としてハアハアと激しい呼吸、
ふらつき、よだれ、粘膜、歯肉や舌の充血やうっ血
さらに悪化すると筋肉の震えや痙攣が起こり意識がなくなることがあります。
中には気付きにくい症状もたくさんあるので十分に気をつけてください。
特に高齢で寝たきりの子等は自力で涼しい場所に移動したり、
体温調節が難しい為、少しでもそのような症状が見られたら直ぐに涼しい場所へ移動し
首、脇、股の間に保冷剤等を当てて濡らしたタオルで全身を覆うように被せてください
この際の濡れたタオルは冷たすぎると体表面を冷やし過ぎてしまいます。
また、タオルだけでは直ぐに蒸しタオルとなり逆に体温を上昇させてしまうので注意です⚠️
あとはうちわなどで仰ぐ等体温をそれ以上上昇させないようにしましょう。
また長毛の子や好発犬種である短頭種の子も同様に体温調節が難しい為、
舌がチアノーゼになってないか、ぐったりしてないか等よく見てあげてください
こちらは舌がチアノーゼになっている写真です。
このように舌が青紫色に変わるのは命に関わる危険なサイン…
このサインを見逃さないように‼️
今ではいろんな熱中症対策グッズがありますよね
こちらは首に巻くとひんやりとっても気持ちがいい商品です✨
外出される方などご心配な方は使ってみるのもいいですね
熱中症は命に関わるとても恐ろしい疾患なので、
普段からご自宅の子をよく観察して些細な事にも気づけるようにするといいかもしれないですね!
また、上記のような症状が見られたらお早めに病院へご連絡ください。
皆さんも熱中症にはお気をつけて楽しく過ごしてください♪