こんにちは
練馬区・西東京市にある
南大泉せき動物病院です
お家のわんちゃん、ねこちゃん、年に1回のワクチン接種は行っていますか?
毎年接種はしているけど、詳しくはわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本日はそんな混合ワクチン💉についてお話しさせて頂きます
ワクチンサイクルについて
生後8週齢で1stワクチン→12週齢で2ndワクチン→16週齢で3rdワクチン、
その後は年に1回接種、もしくはワクチン抗体価のチェックをしていきます。
当院で接種できる混合ワクチンの種類を紹介します
🐶わんちゃんは5種/6種/8種の3種類があります。
予防できる感染症として
《5種では》
・犬アデノウイルス感染症
・犬パルボウイルス感染症
・犬ジステンパー
・犬パラインフルエンザウイルス感染症
・犬伝染性肝炎
《6種では》
5種にプラスして
・犬コロナウイルス感染症
《8種では》
6種にプラスしてネズミの尿から感染する
・犬レプトスピラ感染症を予防することができます
川やキャンプ、ドッグランに出かけたり、他のわんちゃんと接触の多い場合→8種
このようにライフスタイルに合わせて種類を決めていきます。
種類にお悩みであればご気軽にご相談ください
🐱ねこちゃんでは3種のみで予防できる感染症は
・猫ウイルス性鼻気管炎
・猫カリシウイルス
・猫汎白血球減少症 となっております。
ワクチンアレルギー
ワクチンアレルギーとは体の免疫が過剰に反応しアレルギー症状を起こしてしまう状態をいいます。
アレルギーは接種後30分以内が一番出やすいと言われており、
遅くとも24時間以内に出ることがほとんどです。
ワクチンのアレルギー反応と致しましては、
食欲低下、元気消失、顔が腫れる、全身の痒みなどの症状が見られます。
重度の場合は、血圧が下がりショック状態になり最悪、命を落とす事もあります
午後にワクチンを接種すると何かあった場合に病院が閉まっていて対応できない事がある為、
午前中の接種をお勧めしております
最後に、、
ワクチンアレルギーと聞くと不安な気持ちが大きくなるかと思いますが、
ワクチンで予防できる感染症は全て重症化しやすく、致死率の高い病気です。
わんちゃん、猫ちゃんを病気から守り、また他の子に病気をうつさない為にもワクチン接種を心がけましょう