こんにちは練馬区・西東京市南大泉せき動物病院です
この度!レントゲン機器がCRからベッツイメージングのDRに新しくなりました!!
「CR、DRとは何か」と疑問になる方も多いでしょう
まず初めに今まで当院で使用していたCR(コンピューテッド・ラジオグラフィ)
こちらはカセッテと呼ばれるプレートにX線画像情報を記録し、撮影後に読み取り装置でデジタル画像に変換するシステムです
このためカセッテを一回の撮影ごとに入れ替える必要があり、さらにそのカセッテを読み取り装置にセットして画像が表示されるのを待つため時間と手間がかかっていました…
そして今回導入されたDR(デジタル・ラジオグラフィ)
こちらはカセッテに相当するフラットパネルディテクターでX線エネルギーを電気信号に直接変換し、デジタル画像を構成するシステムです
フラットパネルディレクターはカセッテをセットしていた場所に設置されており、レントゲンの台で撮影を行うだけでそのまま画像がモニターに表示されるため一度の工程で検査が済みます!
CRでは撮影してから画像が表示されるまで
約45秒かかっていましたが、DRでは何と、約5秒という短時間で画像の表示まで完了します!
なんだか仕組みは小難しいですが
つまり!どうぶつへの負担を減らすことが出来ます
そして何より画像の綺麗さ!下の画像は同じわんちゃんのCR(旧)とDR(新)の比較画像になります上の2枚は横向きの画像、下の2枚は仰向けの画像です。
(左:CR) ↓比較画像↓ (右:DR)
一目瞭然ですね…とても鮮明に見ることができます!
今回新しくなったレントゲン機器を使ってより一層どうぶつに寄り添った検査を行なっていきます