こんにちは
練馬区、西東京市の
南大泉せき動物病院
看護師の梶原です
みなさん留置針ってご存知ですか
人の病院でも点滴を長時間流してもらう時に
腕に刺す針の事なんですが、
わんちゃん、ねこちゃん達はその針をつけたままお返しすることが多いのです
そしてお返しする際に血管に入ってる針はとっても柔らかいんです!
ビックリですよね
針って聞くと硬くて鋭いイメージで
腕を曲げさせてはいけないんじゃないか。
腕を曲げたら痛いんじゃないか。
と思われがちですがそんな事もないんです
想像したら痛々しいお話かもしれないですが
留置針の仕組みについて少し説明させてください
まず!!
使用前はこんな感じになってます
留置針は内針(内管)と呼ばれる金属製の針と
外針(外管)と呼ばれる柔らかいプラスチック製のカテーテルで
できています!
はじめは金属製の針の上にプラスチック製の針が被さっていて
血管に針を刺し血管が確保できたら
プラスチック製の針を残し金属製の針を抜きます!
どのくらい柔らかいかというと…この動画を見てもらえれば分かります!!
かなり柔らかいのが分かりますよね
指で触っても痛くないです
そして体温でさらに柔らかくなるんです!!
なので動いてもわんちゃんねこちゃん達も痛みが少ないですし、
私達側からしても柔らかい針と聞けば
少し気が楽になりますよね
そして留置針に点滴の管などを繋げてお薬を血管から
全身に流しています
かなり重要な役割をしているのです
と、言う訳で今回は留置針の仕組みのお話でした